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IHI、タイでLNG受け入れ基地拡張プロジェクトを受注=韓国のボスコと共同で
配信日時:2014年4月14日 19時00分 [ ID:354]

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IHIがインドに設置した液化天然ガス(LNG)貯蔵タンク2基。

 2014年4月10日、IHIは韓国のポスコ・エンジニアリング社と共同でタイ石油公社PTT株式会社(以下、PTT)傘下のPTT LNG株式会社(以下、PTTLNG)が推進する液化天然ガス(以下、LNG)受け入れ基地拡張プロジェクトにおける設計・調達・建設(以下、EPC)業務を受注したと発表した。

 LNGとは「液化天然ガス」のことで、通常は気体である天然ガスに圧力を加え、マイナス162℃まで冷却して液体とし、輸送・貯蔵しやすくしたもの。

 このプロジェクトは、タイのマプタプット工業団地内のLNG受入れ基地拡張プロジェクトで、IHIとポスコ・エンジニアリングは16万キロリットルのLNG貯蔵タンク2基および年産500万トンの再ガス化設備を含む受け入れ基地全体のEPC業務を担当し、2017年の完成を目指す。

 IHIはこれまで南西アジアのインド、東アジアの中国、台湾でLNG貯蔵タンクの受注、受け入れ基地完成の実績があるが、タイでは今回が初めてのLNG受入れ基地の建設となる。

 IHIは1969年に日本初のLNG貯蔵タンクを建設して以来、世界各地で130基以上のLNG貯蔵タンクを建設、世界最多の実績を誇る。

 

【翻訳/編集:YK】

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