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タイのベタグロ・グループ、日本のオムレツ・レストラン「ポムの樹」と業務提携で合意
配信日時:2014年4月7日 9時00分 [ ID:335]

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和風オムレツがタイのバンコクを席捲する日も近い?

 2014年4月5日、タイの英字紙バンコクポストによると、タイのベタグロ・グループは、日本で300店舗以上展開しているオムレツ(オムライス)レストラン「ポムの樹」を運営する株式会社ポムフードと業務提携し、タイで店舗展開することに合意したという。

 鶏肉・豚肉・卵製品などの大手生産者であるベタグロ・グループはレストラン事業を強化しており、昨年すでに日本の株式会社フォーシーズと契約し、宮武讃岐うどんをタイ国内にオープンしている。

 ポムの樹1号店は今年中の開店を、宮武讃岐うどんについては昨年オープンしたサイアム・パラゴンの1号店に続いて、もう2、3店舗オープンする予定で、5年以内に40店舗にする計画だ。

 ベタグロ・グループのフード事業は昨年、グループ全体の連結売り上げ760億バーツ(約2280億円)のうちの100億バーツ(約300億円)を売り上げた。

 タイのシンクタンク、カシコン研究所によると、タイのレストラン・チェーンの市場規模は昨年970億バーツ(約2910億バーツ)で、これは2012年からは14%の増加だったが、日本食レストランに限ってみると、20%の増加と最大の伸びだった。

 タイの日本食レストランの数は現在約1800店あるが、3、4年以内に約3000店に増えると予想されている。タイは世界で現在7番目に大きな日本食市場である。

【編集:YK】

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