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【タイ】JapanExpoで日本一の津軽三味線にタイ人も熱狂
配信日時:2016年2月18日 11時00分 [ ID:3101]

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客席の大歓声に笑顔で応える忍弥。(そむちゃい吉田 撮影)

 2016年2月18日、先週3日間に渡ってバンコク都心の複合商業施設サイアムパラゴンで行われたJapan Expo in Thailand2016は、連日とも大盛況で幕を閉じた。様々な催しが繰り広げられたステージでは特に三味線に熱狂するタイ人の姿が印象に残った。

 今年に入って主催者の違う同名イベントが、2カ月連続で開催されるという珍事になったJapan Expo。サイアムパラゴン最上階ホールには、3日間の開催期間中通路も歩くのがやっとという盛況ぶりだった。会場内の奥に設置されたメインステージでは、初来タイのWORD ORDER、アイドルカレッジやアニソンなど分刻みで、様々な催しが繰り広げられた。

 その中で驚いたのが、津軽三味線の忍弥のステージ。2013年津軽三味線A級全国優勝、日米親善大使としてカーネギーホールでも演奏したことがある実力の持ち主。しかし、タイでは楽器と共に知る人は皆無だった。2度目の参加ということで、前回ファンになったというタイ人も駆けつけていた。そして3日間のステージは、日を追うごとに観衆が増えたという。その中には、口コミやネットでの評判を見て駆けつけたタイ人も少なくないという。

 演奏された曲目では、クラブ音楽をミックスしたノリのいい曲では、手拍子と歓声が会場に響き渡った。元々ノリのいいタイ人にとって、イケメンでもある忍弥は2度目の参加にして、すでにタイ人女子のハートをがっちりとつかんだようだ。

 「今年は再び津軽三味線日本一を狙っています。次に来るときは、日本一になって大好きなタイに戻って来たいと思ってます。」と早くも次回の参加への抱負も語った忍弥は、演奏が終わってからも次々とファンに取り囲まれ、来る度に高まるタイでの手応えを感じていたようだ。


【取材/撮影:そむちゃい吉田】

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