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【タイ】日本の隠れた心霊スポットが話題に―小桜姫・三浦半島
配信日時:2016年2月11日 18時11分 [ ID:3074]

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小桜姫の祠。

 2016年2月11日、日本を訪れる観光客の多いタイ。日本を紹介するテレビ番組も高視聴率で関心の高さを示している。まだ、タイのテレビ番組では紹介されていないが、日本の隠れた心霊スポット、三浦半島の小桜姫の祠(どうくつ)が話題になっている。数年前にたまたま、研修で同地を訪れたタイ人女性のSNSがきっかけだった。

 この件に詳しい森崎久美子さんによると「お参りすると不思議な効果があると言われており、私も実感しました。小桜姫は、平安末期から鎌倉時代にかけて、三浦半島を治めていた当主の跡継ぎの嫁で、一族が滅亡してしまった後、数名の家臣と生き延び、三浦一族の弔いをしていました。村人は毎日祈りをささげる小桜姫の姿を見て崇拝が広がりましが、数年で病にかかり30代で亡くなってしまいました。ある日、大嵐で津波が押し寄せてきた時に、村人が亡くなった小桜姫に助けを求め祈ったところ、油壷の荒井浜だけ全く被害がなく無事でした。そこから小桜姫信仰が始まり、諸磯神社の中に、若宮様として祀られました。地元でも、あまり知らていませんが、江原啓之氏が、関東の三大弁天として一番霊験新たかと紹介しています」と話す。

 小桜姫の祠は、民宿・海上亭の夫妻が長年守ってきた。タイでは、霊をテーマにした映画が大ヒットしたり、不思議なことに対する関心度が高い。

【編集:Kyo】

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