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【タイ】深夜営業のタイ料理屋台はカラオケ付きの賑やかな店だった
配信日時:2016年1月20日 17時00分 [ ID:2983]

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演奏者もいながらカラオケも楽しめる屋台。アルコールの入ったタイ人たちは曲に合わせて踊り出す者もいた。(高田胤臣撮影)

 2016年1月20日、タイ人からはソイ・イープン(日本人小路)と呼ばれるタニヤ通りは和食店やカラオケ店が立ち並び、日本人向け歓楽街となっている。しかしオフィスビルの間にあることから昼間はビジネス街としての顔もありタイ人の往来も多い。

 そんなタニヤ通りでは深夜に屋台が出現し、近隣で働くタイ人などが帰宅前にタイ料理を食べて帰って行く。タイでは飲食店は深夜0時に閉まってしまうところが大半で、こういった遅くまで食事ができる店が限られている。そのため、わざわざ遠いところからここに食事に来る人もいるほどだ。

 取材時は乾季でありながら小雨がぱらつく深夜3時だったが、たくさんのタイ人で賑わっていた。ギターを一本携えたタイ人ミュージシャンがカラオケをバックに演奏しながらタイの演歌を歌う。また、客も曲をリクエストしたり、客自身がマイクで歌うこともあった。人気曲では空いたスペースで踊り出す人たちも多い。

 料理は一般的なタイ料理と東北地方料理であるイサーン料理が中心。タイ人向けの屋台なので料金設定もタイ人向けで高くない。また、深夜であってもビールなどのアルコール類も揃っていた。

 周辺は夜2時以降になるとタクシーが少なくなるので治安的な心配はあるが、グループでの行動であれば観光客でも行ける。



【執筆:高田胤臣】

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