アジアの留学生が主役のフェスー東京・代々木公園で9月12ー13日開催

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アジアの留学生が主役のフェスー東京・代々木公園で9月12ー13日開催
配信日時：2015年8月30日 18時30分 [ ID:2443]

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ベトナムからの留学生スアンさん(左)、タイからの留学生ナッタティーニーさん(右)。「Oneasia2015 アジアフードを食べて東北を応援しよう！ with 地球の歩き方」(9月12‐13日開催)。

　2015年9月12ー13日、東京代々木公園で開催される「Oneasia2015 アジアフードを食べて東北を応援しよう！ with 地球の歩き方」は、東北震災でアジア各国からたくさんの支援があったことを、アジアフードを通して伝えたいという主旨で開催するもの。

　このフェスの特徴は、アジアの留学生の多くが運営に参加する事。準備に奮闘している2人の留学生に話を聞いた。

　ベトナム・ホーチミン郊外の魚醤産地で、ビーチリゾートとして開発が進むファンティエット出身のスアンさん(26)は、2014年4月来日、専門学校で日本語を勉強中。来年からは、日本語と日本語の歴史を大学院で学ぶ予定だ。日本に来て嬉しかったことは「親切で優しい、相手の気持ちをさりげなく考えてくれる日本人にたくさん会える事」。日本での生活は「物価が高いので、アルバイトをしています。疲れてしまい、勉強の時間が少なくなってしまうことです」との苦労も。日本語力は高いのに「自分の気持ちを伝える適切な日本語が見つからないことが多くて」と言う。フェスについて「アジアと日本が、わかりあえるようにしたい。ベトナム人の性格を理解してほしいのです。ぜひ、会場に来てもらい、アジア各国からの留学生と会ってコミュニケーションを取ってほしいです」と話した。スアンさんの将来の夢は、2020年にハノイに日越大学が開校するので、日本語と日本の文化を教える先生になりたい。

　タイ・北部チェンライからラオスよりの湖のあるパーヤアゥ出身。ナッタティーニーさん(28)は、2015年1月、日本語を勉強する為に来日。チェンライの大学を卒業した後、南京大学で中国語を勉強。漢字の意味がだいたい理解できる。日本のロボットテクノロジーに強い関心を持っているそうだ。大阪の「たこ焼き」マヨネーズ味が一番のお気に入り。来年から大学院で人材マーケティングを勉強して将来に備えたいと言う。「このフェスを通して多くの日本人と知り合いたい」とタイらしく大きな笑顔で抱負を語ってくれた。

【イベント概要】
名称 Oneasia2015 アジアフードを食べて東北を応援しよう！ with 地球の歩き方
日程 2015年9月12日(土)10:00〜19:00 、2015年9月13日(日)10:00〜19:00
会場代々木公園イベント広場 ※雨天決行
会場の様子(イメージ)
出店数約60ブース
来場予定者数約8万人
主催ワンアジア2015実行委員会
実行委員長青柳陽一郎(衆議院議員)
後援　復興庁、外務省、東京都、大船渡市
国際機関日本アセアンセンター、一般社団法人東京和僑会(予定を含む)
協力地球の歩き方(株式会社ダイヤモンド・ビッグ社)
【がんばろう東北フェスタ】
1、東北地方の物産展が出店。東北をみんなで応援しよう
2、サンプラザ中野くん等復興支援ライブに賛同したアーティストのステージ

【アジアフードの歩き方】
1、中国・東南アジア・インドなど、幅広いアジア地域の食が集結
2、アジア各地の留学生が活躍し、思い思いのメッセージを届ける

〜私の大好きな日本を紹介〜〜私の夢〜
〜東北への応援メッセージ〜など
中国伝統歌舞団来日決定
中国国家伝統舞踊団員20名がメインステージで上演。

【編集：TY】