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【タイ国際航空】機内での日本語映画サービスを充実、アクション映画を増やす
配信日時:2015年10月19日 21時54分 [ ID:2358]

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TGタイ国際航空 ボーイング787エコノミークラス、液晶モニターが大きい。テーブルは2つ折り。動画はこちらhttps://youtu.be/hBRQkRIBxyc

 2015年10月19日、日本―バンコク間を最多便数で結ぶタイ国際航空(TG)、成田12時出発のTG643便は搭乗率85%と人気のフライト。機材は、昨年9月12日から日本路線に就航したボーイング787で、準国産機と言われるほど、日本製の部材が多く使われている航空機。

 微笑みの国のCAは、ワイ(手を合わせる時に中を少し膨らませ蓮花の蕾の容)で出迎えてくれる。飛行機に乗った瞬間からタイ気分で、日本人CAも1名乗務しているので言葉の心配もない。

 2015年8月から、タイ国際航空は日本語対応映画サービスに力を入れている。ボーイング787・エコノミークラスのモニター画面は、11インチと大きく見やすい。「ジュラシック・ワールド」、「Max (2015)」、「Me and Earl and the Dying Girl」、「インサイド・ヘッド」、「スパイ」、「ピッチ・パーフェクト2」、「Aloha」、「ワイルド・スピードSKY MISSION」、「トゥモローランド」など33本の映画を日本語吹き替えで楽しめる。邦画は「ソロモンの偽証 後篇・裁判」、「ソロモンの偽証 前篇・事件」など4本。

 エコノミークラスの機内食は「タイ風ポークカレー」か、「若鶏のから揚げ」どちらかを選択。サラダ、パンとロールケーキ付。またバンコクに到着する1時間前には、カップアイスが提供された。バニラと抹茶味のどちらかを選べる。

 「タイ風ポークカレー」のライスは、タイ産の高級香り米「ゴールデンフェニックス」。日本で輸入できるエスニック料理に合う『長粒種』は、ほとんどがタイ米だ。良い香りが、各種のハーブが使われているカレーに良くマッチする。駐日タイ王国大使のシハサックさんによると、タイ料理の中心はカレーだそうだ。付け合わせの野菜のソテー(さやいんげん、カリフラワー)も、スプーン休めにピッタリ。

 10月8日にオーストラリアの航空会社評価サイト「エアラインレイディング」が「世界の航空会社搭乗クラス別トップ10」を発表した。タイ国際航空は、エコノミークラス(長距離便)とファーストクラスでトップ10入りしている。

 ボーイング787は、乱気流でも、ガタガタ揺れにくい機体デザインで、音も静か。従来の航空機は、機内高度が約8000フィートだったが、787は6000フィート以下に抑えているため、頭痛やめまいを起こす可能性が減り、疲れにくい。

 そして、フィルターから外気を取り込む循環保湿空調機能があるため、乾燥対策もバッチリだ。窓は大きく、ライトニングが5段階あり太陽の光を調整できるなど、開放感もある。

【編集:朝日音然】

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