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【ラオス】ラオス航空がゴールデンウイークに成田直行チャーター便を運行
配信日時:2015年4月20日 17時00分 [ ID:1814]

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日本への直行便は導入して数年のまだ新しいA320で就航する。(ラオス国営航空日本支社 提供)

 2015年4月18日、ラオス国営航空は、5月のゴールデンウィークにビエンチャンと成田間の直行チャーター便を運行する。現在、ラオスと日本を結ぶ直行便はないため、在住邦人やラオス人観光客には朗報となりそうだ。

 ラオスからの直行チャーター便は、5月2日ビエンチャン23:50発、翌3日成田8:30着。そして復路が、5月6日成田10:30発、ビエンチャン16:30着の予定。いずれも給油のため台北に寄る。

 現在ラオスへの直行定期便は無く、ベトナムやタイを経由することとなる。このためラオス国営航空では、この数年、首都ビエンチャンや世界遺産の街ルアンパバンへの直行チャーター便を飛ばしており、密かな人気を集めている。

 ラオスを訪れる日本人観光客は毎年増加傾向にあるものの、隣国タイに比べると圧倒的に少ない。中国、ベトナム、タイなどに囲まれ、人口も700万人弱の小国家だが、山岳に囲まれた国土には大小50前後の少数民族が、伝統を守りながら暮らしている。

 まだまだ、日本には紹介されていない観光スポットも多く、東南アジアではミャンマーと共に、最後の秘境としてバックパッカーの人気を集めている。筆者も1年ほど滞在したことがあるが、現地の素朴で穏やかな人々や、自然に囲まれた風景など、日本で失われて久しい感覚が呼び戻される感じで、ずっと暮らしたいという気持ちにさせられた。また、一度ラオスを訪れた人は、ほぼ間違いなく、この国を好きになって帰って行く。

 ラオス国営航空日本支社では、ラオス国内のパッケージツアーなども個人向け、団体向けそれぞれ紹介している。急激な開発が進む首都ビエンチャンを避け、地方を巡るのが今の主流になって来ている。

【執筆:そむちゃい吉田】

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