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大王製紙、インドネシアに紙おむつ製造会社を設立
配信日時:2014年12月13日 13時20分 [ ID:1275]

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ベビー用紙おむつに使用されている大王製紙の技術。

 2014年12月10日、大王製紙は、成長著しいアセアンにおけるベビー用紙おむつの生産拠点としてインドネシアに製造会社「エリエール・インターナショナル・マニュファクチャリング ・インドネシア」を設立したと発表した。

 アセアンにおいては、2011年1月、タイに製造・販売拠点として連結子会社「エリエール・インターナショナル・タイランド」を設立、タイ国内および周辺国への営業活動と製造ラインの増強を進めてきた。

 アセアン域内の最大消費国であるインドネシアでは、2013年3月に設立した販売会社「エリエール・インターナショナル・トレーディング・インドネシア」が現地に密着したマーケティング活動によりブランドの認知向上と販売数量の拡大を進めてきた。

 インドネシアのベビー用紙おむつの需要は、日本の約4.4 倍にあたる年間440万人以上の出生人口と、生活水準の向上にともなう紙おむつの普及率アップにより、年率20%前後の継続した成長が見込まれる。そこで、現地生産化による安定供給とコスト低減を図るため、インドネシア国内にアセアンで2か所目の製造拠点を設立することにした。

 エリエール・インターナショナル・マニュファクチャリング・インドネシアは、資本金1600億ルピア(15億2000万円)で、西ジャワ州のブカシ国際工業団地内の敷地面積約3万9000平方メートルに、約70億円の初期設備投資を行ない、紙おむつ製造のための工場を建設、 2015年中の生産開始を目指し、2019年年初より出荷する。

【編集:YK】

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