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タイの反政府デモを指導した僧侶、仏教界から追放へ
配信日時:2014年2月5日 13時00分 [ ID:122]

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僧侶資格が問われているプッタイサラ師(タイ字紙カオソットより)。

2014年2月3日 タイ字紙カオソットが報じたところによると、タイ仏教者協会事務局長がヂェーンワタナ通りの政府官庁ビル周辺でデモを繰り広げている僧侶プッタイサラ師の僧侶としての資格を停止する手続きに入ったことが明らかにされた。

僧侶はステープ元首相の反政府デモに賛同し、ヂェーンワタナ通りの封鎖に伴い、自らステージ説法を行うなど加担。実質的なリーダーの一人として活動している。

これに対して、以前からタイ仏教者協会よりタイ仏教界が定めるサンガ法に違反していると指摘されていた。プッタイサラ師は以前にも保護していた動物のエサ代が足りないために自らの寺院を売却に出すなど異色とも言える行動で知られていた。

その一方で、僧侶はこの日朝にヂェーンワタナ通りの封鎖を半分解き、通行が可能なようにするなど協会の動きを意識したとも取れる動きを見せていた。

タイ仏教者協会では、ナコンパトム県において僧侶資格の剥奪を含む手続きを進めるとしている。


【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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