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【ベトナム】百五銀行・地銀初=外国銀行のジャパンデスク設置を支援
配信日時:2014年10月2日 14時36分 [ ID:1057]

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挨拶する 百五銀行 上田 豪 頭取 。

 2014年9月29日、百五銀行(本店・三重県津市)が、日本の地方銀行としては初めて、総合アドバイザーとして支援を行なってきたジャパンデスクが、ベトナムの銀行に設置され、オープニングセレモニーが行われた。

 ジャパンデスクを設置したのは、百五銀行が業務提携をしている、ベトナムの地場銀行HDバンク(ホーチミンシティ・デベロップメント・ジョイント・ストック・バンク、本店ホーチミン市)。

 百五銀行はHDバンクと2014年1月に業務提携を開始し、HDバンクにジャパンデスク設置のためのノウハウを提供してきた。

 29日に行われたオープニング式典には、ホーチミン総領事館の矢ヶ部首席領事のほか、日系企業関係者など約130名が出席した。

 オープニング式典で矢ヶ部主席領事は、「HDバンクにおけるジャパンデスク設立は、更なる日系企業のベトナム進出の支援、日系企業が一層安心できる投資環境の整備に繋がるものと期待している」と述べた。百五銀行の上田頭取も、「今後ますます日系企業のベトナムでの活動が活発化するなか、HDバンクが、よりきめ細かく、より企業のニーズに合致した地方銀行のテイストを活かした現地金融サービスが提供できるよう今後も支援を継続していく」と挨拶した。

 ベトナムは近年チャイナ+1、タイ+1として多くの日系企業から進出候補国として注目を浴びており、人口約90百万人のうち労働力人口が約6割を占めるなど、今後の成長が期待されている。 日本のメガバンク3行も地場大手銀行に巨額の出資を行うなど、日系金融機関からも注目を集める国となっている。


【編集:安麻比呂 】

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