TODAY 2025年12月5日
国連・SDGsのニュース
【ミャンマー】日本映画祭、検閲で上映できず、インドネシア人監督の映画が性的描写で
配信日時:2019年1月26日 7時45分 [ ID:5474]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2019年1月25日、ミャンマー最大都市ヤンゴンで始まった日本映画祭(国際交流基金・在ミャンマー日本大使館共催)で、上映予定だった映画の一部がミャンマー当局の検閲で不適当とされ、上映を取りやめる一幕があった。検閲で問題となったのは、国際交流基金のプロジェクトで制作されたオムニバス映画「アジア三面鏡:ジャーニー」の一部で、インドネシアのエドウィン氏が監督した「第三の変数」。性的描写のあるシーンが問題となったという。
アジア三面鏡は、この第三の変数のほか2本の短編で構成するオムニバス形式だった。検閲当局の指摘を受けた主催者と制作側は、当該シーンだけをカットして上映することをせず、第三の変数の上映を断念した。オムニバスを構成するほかの短編2本は上映した。
ミャンマーでは、2016年3月のアウンサンスーチー氏が実質的に率いる国民民主連盟(NLD)政権の発足後も映画に対する検閲が続いており、地元の映画関係者らから批判があがっている。暴力シーンや性的描写によって映画をレーティングする制度への移行を求める声が根強い。2016年には、シャンの王族に嫁いだオーストリア人の自伝をもとにした「ビルマの黄昏」が検閲によって上映できなかった。2017年にも、同性愛がテーマの「ア・シンプル・ラブストーリー」が同様に上映できなくなっている。
【取材/執筆:北角裕樹】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
国連・SDGsの新着ニュース
鹿児島発のサラダボウル専門店「VEGE&me」 首都圏2号店が生田駅前に11月22日オープンSDGs
[ 2025年11月21日 12時00分 ]
河野光孝氏の「レンスペ本舗」、SDGs目標8を体現する新潮流・「働きがい」と「資産形成」
[ 2025年11月14日 7時00分 ]
坂口貴徳 氏のCVCが目指す「共創インフラ」と低賃金・長時間労働からの脱却、美容業界の構造改革
[ 2025年11月5日 7時00分 ]
人気ニュースランキング
[ 国連・SDGs ]
海の向こうの子どもに選ばれる奇跡 ―新しい支援のかたち「Chosen[チョーズン]」―
鹿児島発のサラダボウル専門店「VEGE&me」 首都圏2号店が生田駅前に11月22日オープンSDGs
坂口貴徳 氏のCVCが目指す「共創インフラ」と低賃金・長時間労働からの脱却、美容業界の構造改革
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月2日 14時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年7月4日 6時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月1日 7時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
ワールド [ 2025年12月5日 9時00分 ]
フィリピン [ 2025年12月2日 9時00分 ]