TODAY 2025年12月14日
タイのニュース
【タイ】軍事政権の渋滞解消策にドライバーからの反発が続出
配信日時:2014年7月3日 15時28分 [ ID:669]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2014年7月2日、タイメディアが報じたところによると、軍事政権が渋滞解消策として発した乗り合いバンの乗り場移設に、多くのドライバーが反発している。
軍事政権の広報によれば、7月1日、乗り合いバンの待機場が戦勝記念塔からエアポートリンクのマッカサン駅に移動することにより、周辺道路の渋滞が目に見えて解消されたという。確かに、筆者が街を歩いた感じでは、当日はいつもより全体的に交通量は少なめに見えた。
当初の計画では、戦勝記念塔周辺の乗り合いバン乗り場は、7月1日からエアポートリンクのマッカサン駅横に完全に移動するはずであった。
しかし、土地所有者である国鉄の物言いが付き、乗り場はそのまま戦勝記念塔に残し、マッカサンではバンを待機させるだけとなった。
戦勝記念塔のロータリー付近のバンは、軍の監視もあり、待機するバンは見られなかったものの、近くのランナム通りには以前と変わらずに待機する車が並んでいる。そして、新しい待機場となったマッカサン駅構内には数台のバンが停車しているのみだ。
ドライバーの1人はメディアの質問に対し、「新しい待機所には日陰もなく、休める場所もない。あんなところで長い時間待つのはごめんだよ」と答えている。
また、別のドライバーは「マッカサンから移動してくるなんて、余計な時間もかかるし、不便だろ? 軍事政権には再考してほしいね」と、問題点の解消を訴え、利用者からも不便だとの批判が相次いでいると付け加えた。
軍事政権は、渋滞解消策として乗り合いバンの移動に続いて、歩道での物品や飲食品の販売についても、7月1日までに歩道から排除すると発表していた。
しかし、対象とされたラマ1世通り、サイアムスクエア、オンヌット通り、ラチャダムヌンクラン通り、プラトゥナム、セントラルワールドなどの各地区では、相変わらず路上販売が続けられている。
【翻訳/編集:そむちゃい吉田】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
タイの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ タイ ]
タイ南部ハジャイなどで豪雨による洪水で非常事態宣言 孤立住民の救難も難航
【タイ】雨季明け後も豪雨と洪水被害が続発の中、台風の接近で厳戒態勢に
【タイ】なぜそこに日本人? 無国籍の子ども達に未来への虹の架け橋を繋ぐ女性校長
その他の国の最新ニュース
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年12月11日 12時15分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月8日 14時30分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
ワールド [ 2025年12月14日 9時00分 ]
フィリピン [ 2025年12月8日 12時15分 ]