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タイ東京海上、約39億円から約68億4000万円に増資=年内に代理店舗数を3100店まで増加
配信日時:2014年6月19日 20時05分 [ ID:625]

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タイ国東京海上生命保険のチェンマイ支社。

 2014年6月18日、タイの英字紙バンコクポストによると、タイ国東京海上生命保険株式会社は、今年の保険料達成目標を37億9000万バーツ(約113億7000万円)、うち初年度保険料分は10億6000万バーツ(約31億8000万円)、再保険料分は27億3000万バーツ(約81億9000万円)に据え置くと発表した。

 個別の顧客要求に合わせた市場戦略が功を奏し、特に年金保険に関する商品が今年後半の保険料獲得に貢献すると期待している。保険者の保険料のうち60%が年金保険契約によるものである。

 一方、今年1月から4月の保険料収入は、タイ国内の政情不安や経済の停滞に起因する雇用率低下で団体保険が減少したため良くなかった、とチーフエグゼクティブのソムポット氏は述べている。

 第1四半期の実績は、昨年同期より12%増加した6億6300万バーツ(約19億8900万円)で、うち1億9100万バーツ(約5億7300万円)が初年度保険料で、残りが再保険料となっている。

 3月末までに販売代理店を通じて得た保険料は昨年同期より33%上昇して3億7700万バーツ(約11億3100万円)となった。団体保険料は昨年同期より14%上昇して2億2800万バーツ(約6億8400万円)、その他のルートから5800万バーツ(約1億7400万円)を得た。

 東京にある親会社、東京海上ホールディングスは、財政基盤の強化と事業拡大のための資本増強に合意し、資本を現在の13億バーツ(約39億円)から22億8000万バーツ(約68億4000万円)に増やす。

 販売代理店を増やす事業拡大計画では、知識ベースの補強、販売促進、インセンティブ、専門性開発プログラムなどの活動に注力し、代理店舗数は今年中に3100店まで増やす計画だ。

【翻訳/編集:YK】

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