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【タイ】プミポン国王、64回目の戴冠記念行事が厳かに開催
配信日時:2014年5月5日 19時42分 [ ID:413]

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国王を一目見ようと、沿道には前夜から泊まりがけで待つ親子。

 2014年5月5日、タイすべてのメディアは、この日行なわれた64回目の国王の戴冠記念日を報じた。

 今年86歳と高齢のプミポン国王は、療養先のホアヒン・グライカンウォン宮殿に皇太子や王女らを迎え、厳かな式に臨んだ。

 タイでは、5月5日を現プミポン国王が戴冠した記念日として祝日となっている。今回式典が行なわれたホアヒンは首都バンコクから130キロ南方、プラチュアブキーリカン県の高級リゾート地。

 宮殿近くの沿道では、前夜からパレードを見ようと家族連れなどが場所取りで夜を明かしていた。また、普段は閑静な地元の幹線道路もこの日は朝から渋滞するなど、近年姿を見せる機会が少なくなっている国王陛下を一目見ようとタイ全土から人々が集まっていた。

 現プミポン・アドゥンヤーデート国王は、1950年5月5日、バンコクの王宮で戴冠を受け、今年でまる64年になった。式典では王妃の姿はなく、その理由については報道されていない。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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