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タイ東部パタヤビーチエリアの土地価格が高騰=この5年間で1.5倍以上
配信日時:2014年3月27日 16時48分 [ ID:281]

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パタヤでは窓の外に青い海が広がる物件に人気があり、不動産価格もうなぎ登りだ。

2014年3月27日、パタヤ市が公表したところによると、過去5年間でパタヤ市内海岸エリアの土地価格が高騰し、物件によっては約1.5〜2倍近くに跳ね上がっていることがわかった。

パタヤ市のパコーン・サコンタチャート事務局長によると、「パタヤ市内の海岸エリア周辺はおおむねホテルやマンション業者に買収されてきており、5年前の土地価格は1ライ(1600平方メートル)あたり2億バーツ(約6億円)だったのが、2013年現在では1ライあたりおよそ3億バーツ(9億円)に急騰している」と語った。

その理由としては「パタヤ市内の土地の大部分は、古くから個人の土地所有者が保有してきており、その土地を海外の企業が投資を目的とした売買を求めるがあまり、驚くべき速さで土地価格が上昇する傾向にある」とパコーン氏は分析している。

また、ダイアナグループのソピン・テッパチャック社長によると、パタヤはこれからもビーチフロントにある、世界を代表するリゾート地として、外国からの投資対象となっていくだろうとし、その投資家の多くがロシアや中国系の企業グループや不動産開発企業によるホテルやコンドミニアム、マンションの建設プロジェクトであるとしている。

パタヤは今後5年間で、数十億バーツ単位の投資が多くの企業によって行なわれるものと予想され、海岸エリアの土地の値上がりは一層加速していくと見られている。


【翻訳/編集:南巴達雄】

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