タイのニュース

タイのルンピニー・ボクシング・スタジアムに鳴り響いた最後のゴング
配信日時:2014年2月11日 0時00分 [ ID:145]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

ルンピニー・スタジアムの前に並ぶムエタイやボクシングの用品店は現在も営業中だ。

2014年2月7日夜、バンコクのラマ4世通りにあるルンピニー・ボクシング・スタジアムが58年の歴史に幕を下ろした。何千人ものファンと関係者が押し寄せて、最後の別れを告げた。

チケットは通常1000バーツのところをタイ人には400バーツで販売され、このスタジアムで最後となる試合が行なわれた。新しいスタジアムはラムイントラ通りに移され、8000人の観客が収容可能になる。2月28日にオープニング・セレモニーが行なわれるという。

ルンピニー・ボクシング・スタジアムは1956年にオープンし、これまでに数々の歴史的な試合が行なわれてきた。1960年4月16日には、ポーン・キングペッチがアルゼンチン人のパスカル・ペレスを破ってタイ人として初のボクシング世界チャンピオンに輝いている。


【取材/撮影:小林ていじ】

タイの新着ニュース