TODAY 2025年12月5日
ワールドのニュース
『文在寅とは? 』失敗したキムチ
配信日時:2019年11月18日 6時30分 [ ID:5994]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2019年11月、本当は、大統領にならせてはいけない人物だったのかもしれない。人としての評価が高い人物が必ずしも仕事に長けているとは限らない。ましてや、任期はあれど一国の主となる人間。
そんな大統領選びを、韓国と言う国は、毎回間違えている。少し猶予を持っていえば、選んだ当初は適任だったのかもしれないが、任期途中で腐ってくるのだろうか。それは、失敗したキムチのように。
文在寅は、長く釜山で人権派弁護士を生業にしていた。その案件の中に徴用工訴訟もある。だから日本人には、慰安婦問題の次に唐突に出たような気がするが、彼にとってはライフワークを権力の長に立って成し遂げようと言う弁護士精神が抜けていないのかもしれない。
ノ・ムヒョン大統領は弁護士仲間の一人だった。大統領府民情首席秘書官に抜擢され、大統領秘書室長にもなりえたのは、この伝手があったからだ。しかし、ノ大統領は、退任後に自殺した。彼は「政治殺人を犯した保守を倒したい」と身の丈に合わない野望を持った。もちろん、身の丈に合わないことは国民も知っていたから、一回は朴槿恵に負けた。しかし、任期半ばで彼女は逮捕された。その隙間に滑り込んだのが、文在寅だ。目的はひとつ、ノ大統領の敵を取ること。私憤だ。
彼の信念は、「弱者のための政治」だ。自殺を遂げた者は最も弱者だと考えているのだろう。弁護士としては適していても、政治家としてはどうだろう。
そして、NOを本人の前では言えない。韓国国内では、日本敵視の発言を躊躇なく語るが、日本関係者と会うと、いいおじさんの体でにこやかに話を聞き、うなずく。自分から発言することは少ない。NOを言わないからと言ってYESではない。そのあいまいさが国際政治の混乱を生む。
弁護士から突然大統領になった彼には、側近も派閥もない。先ごろ辞任したグ氏にこだわったのは、自分の味方になり得る相手が欲しかったと推測できる。そして、自分の足元を揺らがせる悲劇への階段を上り始めている。上り坂はきついものだが、彼は間違いなくものすごいスピードで駆け上がっている。まるで、ノ大統領に追いつこうとするかのように。
【編集:LK】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
ワールドの新着ニュース
緊迫する日中関係の行方、台湾有事を巡る応酬と中国孤立の可能性(2)
[ 2025年12月5日 8時30分 ]
「K」の乱用が仇に? 韓国でインフル変異株「K」爆発 ワクチン不一致で重症化リスク増大の皮肉な結末
[ 2025年12月5日 8時00分 ]
簡単に日本人にはさせない・高市政権が帰化条件を「10年以上居住」へ強化! 日本の危機と外国人政策の行
[ 2025年12月5日 7時30分 ]
安藤顧問 制度 が話題 令和の虎のグローバル起業家が伝える企業価値とは
[ 2025年12月5日 7時00分 ]
「中国人客激減」でも下がらないホテル代、東京都内ビジネスホテルが「1泊1万円以下」に戻らない
[ 2025年12月4日 23時00分 ]
女性社長が結婚相談所で「デートバイト」に遭遇か? 2年間で心を弄ばれ、高額マンション購入後に破局
[ 2025年12月4日 22時30分 ]
国連の北朝鮮人権決議、韓国が参加足踏み—文元大統領の故郷への私情が国際政治に影響か
[ 2025年12月4日 22時00分 ]
韓国の冬の風物詩「たい焼き」に衝撃の裏側! ネズミの餌食となる屋台の実態がSNSで暴露
[ 2025年12月4日 21時45分 ]
人気ニュースランキング
[ ワールド ]
緊迫する日中関係の行方、台湾有事を巡る応酬と中国孤立の可能性
プライオリティパス 成田空港の、肉料理 やきすき やんま・ぼてぢゅう屋台、利用ルール改訂
韓国社会に潜む「闇」、若者狙う海外監禁詐欺、年間7万人超が失踪…政策の隙間で広がる犯罪
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月2日 14時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年7月4日 6時00分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月1日 7時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
フィリピン [ 2025年12月2日 9時00分 ]