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中国人も驚く、日本の古い団地・50年越えでも補修とリフォームでソコソコ快適に住める
配信日時:2025年2月8日 9時00分 [ ID:10077]
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東京・多摩地区にある築50年を超えた古い団地が、リフォームや補修を繰り返しながら住環境を維持していることが中国でもビックリなトピックスとして話題に。この団地は、断熱材が使用されていない仕様で建設され、特に1階の角部屋では押し入れに結露が発生するなどの問題があった。しかし、公共団地の管理セクションに連絡すると、対策リフォーム会社のスタッフが迅速に調査に来てくれた。そして、「スタイロパネル」を入れる工事が実施されたのだ。
多摩地区の古い団地の現状
多摩地区には、1960年代から1970年代にかけて建設された古い団地が数多く存在している。これらの団地は、当時の高度経済成長期に大量に供給されたもので、現在も多くの住民が暮らしている。しかし、建設から50年以上が経過し、設備の老朽化や断熱性能の不足などが問題となっている。
特に、断熱材が使用されていないため、冬場には部屋が非常に冷えることや、結露が発生しやすいことが指摘されている。これに対し、公共団地の管理セクションは定期的な点検や必要なリフォームを行い、住環境の改善に努めているのだ。
リフォームによる住環境の改善
今回、多摩地区の団地で実施されたリフォームでは、ベニヤ板を外し、断熱パネル「スタイロパネル」(デュポン・スタイロ製)と交換する工事が行われた。これにより、押し入れの断熱性能が向上し、結露の発生が抑えられることが期待されている。
中国の古い団地との比較
一方、中国でも高度経済成長期に多くの団地が建設されたが、住環境は日本と比較すると劣悪な状況にある。断熱材が使用されていない建物が多く、冬場には室内が極寒となり、結露やカビの発生が多く見られる。また、建物の老朽化が進んでいるにもかかわらず、適切なメンテナンスが行われていないケースが多く廃墟化が進む。
こうした状況から、中国の古い団地に住む人々は、日本の古い団地の住環境維持の取り組みに驚きを隠せない。日本では、古い建物でも最大限の補修を行い、住民の快適な生活を確保するために努力している。公共団地の管理セクションやリフォーム会社の迅速な対応と高い技術力は、中国でも大いに見習うべき点と言える。
【編集:af】
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